バイロンベイ(ByronBay)
06年4月23日-06年11月12日
バイロンベイで癒されて
「癒し」の街−バイロンベイ。
高層ビルが立ち並ぶゴールド・コーストと比較すると、バイロンベイは、こじんまりとしていて、カントリームードがいっぱいデス。
→ゴールド・コーストから南に2時間ぐらい走ると、バイロンベイに着きます。場所はココです。
街のシンボルは、美しいビーチと、オーストラリア大陸最東端の岬にたつ灯台。
メ イ ン ビ ー チ
灯台までは、ハイキングコースが整備されていてます。景色最高。風が気持ちよい。
360°海と空の大パノラマ。水平線が丸く見えます。地球が丸いことを実感。
月 1 回 の バ イ ロ ン マ ー ケ ッ ト
街から、灯台まで、歩いて30分位。毎朝、ウォーキング、ジョギングをしている人が何人もいます。
朝はすがすがしく早朝サーフィンは最高の贅沢です。
バイロンベイに住む人々は、自分たちの美しい街に誇りを持っており、ゴールド・コーストのような観光開発が進むことに反対で、
街には、2階建て以上の建物は建っていません。マクドナルドやスターバックスのようなファーストフード店もありません。
そのかわり、いたるところに、おしゃれレストラン、カフェ、雑貨屋がいっぱいです。
ナチュラル志向の人が多く住む街で、ヨガやピラティスが流行っていて、ヒッピーっぽい雰囲気の人が多く住みついています。
街を裸足で歩いている人が多いです(笑)
メイン・ビーチというきれいなビーチには、小さな公園があり、恋人たちや、家族連れが、芝生に寝転がって休んでいます。
夕方になると、どこからともなく人々が集まってきて、みんな、夕日に照らされながら、海を見つめて、ぼ〜っとしています。
夕日が沈み、夜空に星が瞬くまでの不思議な雰囲気の時間帯が、僕は一番好きでした。
メ イ ン ビ ー チ の 夕 焼 け
ホームステイはこんな感じ
学校滞在中(6週間)は、学校で紹介されたホームステイ先に宿泊しました。週220ドル。食事込。
お父さん(工事現場で働いている)と、お母さん(看護士)と、子供2人と、犬一匹の家庭でした。平和で親切な人々。
お父さんは、軍隊にいたころに、日本(横須賀)に来たことがあるとのことでした。
ビールが大好きで、車がボロボロの中古車で、日曜日はオーストラリアン・フットボールをテレビで見て、
仕事より家庭を大事にするという「典型的」なオージーのお父さんといった感じです。
お母さんは、看護士としてシフト制で忙しく働きながら、家族の面倒もみるとっても働き者のやさしい人でした。
上の子供は、23歳。スーパーで働いてました。下の子供は、11歳。小学校に行ってました。
あと、この家を出て、生活しているお兄さんが2人。4人兄弟です。
みな親切で、なんか困ったことあったら何でも言ってね〜という感じでした。
僕の部屋は、1階。ベッドと机とタンスがありました。清潔さはボチボチ。部屋の隣に、トイレ、シャワーがあり、僕専用でした。
2階にみんな住んでいました。夜遅く帰ってきたときや、朝早くサーフィンに行くとき、2階の皆を起こさず行動できたので、便利でした。
ホ ー ム ス テ イ の 家 族 ( 兄 弟 た く さ ん )
食事は、朝は、トーストに、チーズやハムを乗せて食べてました。後、インスタントコーヒーです。時々、シリアルとかも食べました。
朝ごはんは、自分で用意です。昼は、ホームステイ先では提供されないことになっていたので、学校に併設されているカフェの学生用ランチ(5ドル)を食べてました。
夜は、お母さんが料理をつくってくれました。お肉系が多かったと思います。なかなかおいしかったです。毎日、お腹一杯食べました。
夜ごはんに、トーストを食べるのは、初めは慣れませんでした。
時々、子供がピザをつくってくれたりもしました。冷蔵庫にある材料なんでも使っていいよ〜と言われてましたが、結局
ホームステイ中、自分では全く料理をしませんでした。今思うと、時々なんか作ってもよかったかも知れません。すしとかカレーとか。
あと、お父さんが、ビールも自由に飲んでいいよ〜といってくれたので、本当に、毎日最低2本ぐらいは、自由に飲んでたのですが、
後からお母さんから、あんまり飲まないでね。と言われてしまいました。
それからは、自分で買ってきて、飲むようにしました。
電話(市内通話)は、使い放題。現地で、コーリングカードを買ったので、市内通話を使って、日本への国際電話がかけれたので、便利でした。
居間にPCが1台有り、その端末から、インターネット(ADSL)も使い放題でした。
タバコは、室内は禁煙です。部屋の外やベランダで、吸うことになります。これは、オーストラリアの常識です。
ホ ー ム ス テ イ の 自 分 の 部 屋 ( ち ょ っ と 狭 か っ た )
家族がお出かけするときに、僕も家族の一員としてついていく。ということはあまりなく、よく留守番していました。
あまりお互い干渉せずといった感じでした。もっと英語で会話したいな〜 でも、特に話題がないな〜 まあ、こんなもんかな〜 と感じていました。
家族同士の中は基本的に、仲良しでいい感じだったと思います。
ホームステイ先によっては、家族同士の仲が悪く、ケンカばっかりの家で雰囲気最悪〜というケースもあるようです。
また、例えば、お父さんは、ホームステイ受け入れ「賛成」だけど、実は、お母さんが「反対」してるといった悲惨なケースもあるらしいです。
また、学校からすごい遠いところのホームステイ先をアサインされることもあります。僕は自転車で10分だったので、良いほうですが、
中には、自転車で20分以上かかるという人もいました。
ということで、多くの場合、ホームステイで、問題なく楽しく過ごせると思いますが、時々、自分に合わない受け入れ先に案内されてしまう場合があるようなので、
初めに、日本から申し込むホームステイの期間は、「短め」に設定しておいたほうが安全です。延長はいくらでも現地で可能です。たぶん。
基本的には、オーストラリアに来て、まず、ホームステイでしばらく住んでみるというのは、オージーの平均的な暮らしぶりがわかって、
良いんじゃないかと思います。
英語学校の活用法
BYRONBAY ENGLISH LANGUAGE SCHOOL という英語学校に入学しました。
僕はインタネットで調べ、日本で入学手続きをしました。
現地についてから、入学手続きをしても、大丈夫なような気がします。(毎週月曜日に、入学を受け入れています)
初日に簡単なテストを受け、クラスが決まります。ペーパーテストと、簡単な会話のテストでした。(何でバイロンベイを選んだんですか〜とかオーストラリアでどこに行ってみたいですか〜みたいな質問に回答するようなテストでした)
クラスは5段階に分かれており、僕は、真ん中のクラスからスタートしました。
ク ラ ス の み ん な で 記 念 写 真
時々、クラス替えがあり、最終的には、1つ上のクラスに移りました。
学生は、全部で、50人〜60人ぐらいだった気がします。
オーストラリアの秋から冬にかけての入学だったので少ないようです。夏はもっと多いとのことです。
学生の割合は、韓国人35%、日本人25%、スイス人30%、その他(ブラジル、フランス、イタリア、チリ、チェコ、タイ)10%ぐらいでした。
1クラス大体10人ぐらいですね。僕のクラスは、韓国人5人、日本人3人、スイス人3人、タイ人1人だったと思います。
授業は、テキストを元に、ディスカッション、ヒアリング、グラマー、ライティングなど、そこそこバランスよく構成されていた気がします。
僕のクラスの先生は、2人でした。曜日によって変わります。
先生によっては、生徒の意見を取り入れて、授業の内容を変えてくれたりします。
僕は、グラマーはあんまり必要ないので、ディスカッションの時間を増やして欲しいと発表して、若干、その意見が取り入れられた気がします。
授 業 の 様 子 ( グ ル ー プ ワ ー ク )
大学以来、久しぶりの「授業」は、かなり楽しかったです。常に笑いが絶えないような楽しい楽しい雰囲気でした。
授 業 の 様 子 ( 楽 し い 感 じ )
ただ、その楽しい楽しいクラスで、英語の実力が向上したかというと、よーわかりません(笑)
まあ、当然、ある程度は英語に「慣れ」て話せるようになった気はしますよ。
しかし、今、思うと「独学」で勉強してたとしても、英語力は、同様にアップしていたんじゃないかな〜と思います。正直。
たぶん、英語力(英会話力)をつけるための一番の方法は、英語の表現(慣用句・単語)をできるだけ数多く覚えて、それが適切な時に、適切なタイミングで、
バシッと自然に口から出てくるように、反復練習することでしょう。スポーツの筋トレのように。それは、自分1人でも、できることではないかと思います。
詳しくは「英語学習法〜スピーキング編」をご参照ください。
「それじゃあ学校に行く意味はなんなのさ?」というと、それは単純に、学校に行くと「楽しい」
「いろんな国のお友達がたくさんできる」ということに尽きるでしょう。
学校を卒業した後も、学校時代の友達と、サーフィンに行ったり、夜飲みに行ったりするようになるので、
インターナショナルな友達作りのためには、とても役立ちます。
彼らとは、当然、英語で会話することになるので、会話力向上にも役立つでしょう。
お も し ろ い 顔 を す る お 友 達
また、一人で勉強していると、ど〜しても怠けてしまうという人もいると思います。
そういう意味では、みんなと一緒に勉強する学校で授業を受けるということは、意味があることだと思います。
学校に対しての考え方は、人によって、異なる感想を持つと思います。
ということで、オススメとしては、まずは、短い期間だけ学校に申し込んでおいて、現地で必要だと思えば、延長するという方法が良いでしょう。
現地で延長できるのか否か?ということは、学校によって規則が異なると思うので、そこは自分の行く学校に、事前に確認してね。
また、学校によってはあらかじめある程度長期で申し込むと、割引になるというような制度のところもあるかも知れないので、そこも確認したほうが良いかも知れませんね。
僕の場合は、日本で4週間で申し込んでいて、あまりに「授業」が楽しい楽しいので、もうちょびっとだけ学校にいたいなあ〜と感じ
現地でプラス2週間延長しました。
ク ラ ス の み ん な で 記 念 写 真 ( ク ラ ス 替 え 後 )
課外授業
学校によっては、課外授業(アクティビティ)を設けているところがあります。
僕の学校では、ダイビング、サーフィン、ハンググライダー、乗馬、楽器演奏、楽器作り、デッサン、ショートトリップ(日帰り、宿泊)などの
多彩な「有料アクティビティ」がありました。
ただ、学校のアクティビティといっても、実際は、学校を通して、地元のダイビング教室や、サーフィン教室に申し込むということのようです。
→学校から申し込むと、料金が割安になる場合もあるらしい。
僕の場合は、ショートトリップに参加し、ブリスベン近郊の、モートン島というところに行きました。白い砂浜が美しい島でした。
2泊3日で、イルカに餌付けしたり、シュノーケリングしたり、サファリツアーに行って、サンドサーフィンしたりしてなかなか面白かったです。
250ドル位だったので、まあまあお得だったと思います。
その他、毎週、サッカー、バスケ、ビーチバレー、ヨガ教室等の、「無料アクティビティ」がありました。
また、金曜夜はバーベキュー大会で、学校のベランダに、学生や生徒が集まり肉を食べ、ビールを飲みながら
騒ぎました。
バ ー ベ キ ュ ー 大 会 で 酔 っ 払 う 人 た ち
楽器のできる先生や学生は、演奏して、歌って、踊って、盛り上がってました。
ギターなどのできる人は、「人気者」になれるので、持ってきましょう。
→オアシス、U2、ビートルズなどの有名なわかりやすいメロディーの曲が、みんなに受けるようです。
バ ー ベ キ ュ ー 大 会 で ギ タ ー を 弾 く マ イ ケ ル 先 生
パーティーに行か☆ナイト
夜のバイロンベイは、オーストラリア有数のパーティータウンとしても有名で、小さい街の中に6〜7軒のクラブ(Night club)があります。
ロック、テクノ、レゲエ、ジャズ、ブルースなど、いろんなジャンルのライブが、
各クラブ(もしくは路上!)で行われており、音楽を聴きたい人は聴けばいいじゃないか。踊りたい人は踊ればいいじゃないか。
歌いたい人は歌えばいいじゃないか。飲みたい人は飲めばいいじゃないか。という自由〜なノリです。
若者だけではなく、おじさん、おばさんも自分たちのペースで、夜遊びを楽しんでいるのが印象的でした。
特に、毎週金曜夜はアツイ!学校でのバーベキューの後は、みんなで街に遊びに行き、机の上で、踊る!(Dance!)、踊る!(Dance!)
踊る!(Dance!)
パ ー テ ィ ー で 盛 り 上 が る チ リ の お 友 達
ハ ロ ウ ィ ン パ ー テ ィ ー ← 「 サ ー フ ァ ー 」 の 仮 装
ハ ロ ウ ィ ン パ ー テ ィ ー で み ん な で 仮 装
パリス・ヒルトンもビックリするぐらいにフラフラになったら、最後は、誰かのシェアハウスのリビングで、朝まで飲みなおしっ→翌朝、サーフィン行けずみんなで反省!というようなパターンでした。
サーフィンライフ
バイロンベイとその周辺には、サーフポイントが数多くあります。
サーフィン教室もあるので、初心者の人も楽しめるでしょう。
中・上級者の人も、もちろん楽しめますが、近年、やや混雑が激しくなってきたと言われています。
特に、有名ポイントであるザ・パスは混雑が激しいです。
今現在のバイロンベイの波の様子は
コチラでチェック!←メインビーチからザ・パス方向のWEBカメラの動画です。
Coastal WatchというWEBサイトで、
オーストラリア全土のビーチのWEBカメラ動画をチェック可能。素晴らしいデスネ。
■バイロンベイのビーチ(徒歩・自転車でアクセス可能)地図はコチラ。
レック: ライト。普段は小さい。サイクロンスウェルで本領発揮。
メイン: ライト。普段は小さい。サイクロンスウェルで本領発揮。
ザ・パス: ライト。パーフェクトな形の波。ロングライド可能。混雑。
ワテゴス: ライト。メロー。日本の波的。ロングボード向き。
タローズ: レフト。パワフルでホレる波。北風かわせる。板折ります。
ザ ・ パ ス を 表 か ら 見 た 写 真
ザ ・ パ ス を 裏 か ら 見 た 写 真
ザ ・ パ ス で カ ッ ト バ ッ ク す る サ ー フ ァ ー
強 烈 な ビ ー チ ブ レ イ ク の タ ロ ー ズ ビ ー チ
そ し て タ ロ ー ズ ビ ー チ で 板 を 折 り ま し た
■バイロンベイ周辺のビーチ(車アクセス)
サフォーク・パーク: ライト。レフト。朝一が良い。
ブロークン・ヘッド: ライト。レフト。コンスタントなので良く通いました。
レノックス・ヘッド: オーストラリア屈指のライト。リーフ。上級者。危険。
ブ ロ ー ク ン ヘ ッ ド の 早 朝 5 時 2 0 分
で か い 波 で 有 名 な レ ノ ッ ク ス ヘ ッ ド 危 な い !
波のある確率的には、僕の経験では、週4〜5日は、どこかしらで、サーフィン可能って感じだったと思います。
季節的には、夏のサイクロンシーズンである1月〜4月が、最も良いようです。
僕は4月〜11月までバイロンベイにいました。
前半の4月〜6月のほうが、後半の7月〜11月に比べ、波は良かった気がします。参考までに。
はじめは、自転車に、サーフボード専用のキャリアーをつけて、海までせっせと行っていました。
その後、車を買い、車で行くようになりました。
サ ー フ ィ ン 前 の 人
学校に行っていたときは、毎日1回。学校が終わってからは、毎日2回行ってました。学校で知り合った日本人やブラジル人サーファーと
情報を交換しつつ、その日の一番良いポイントに入ってました。
放 課 後 に お 友 達 と サ ー フ ィ ン
ただ、オーストラリアをいろいろ旅行して今、感じるのですが、ビクトリア州などの
もっと人の少ない場所に長く滞在して、サーフィンを練習すれば、よかったかも知れないと思います。
バイロンベイでは、波が良くても、混雑していて、その波を取れないことが多かった気がします。
→それでも日本やゴールド・コーストの混雑にくらべれば、バイロンベイのほうが、もちろん全然マシです。
サーフショップは、たくさんあります。QuikSilver、Billabong、RipCurlなどのおなじみブランドの商品は何でも買えます。
オーストラリアのサーフショップは、日本のサーフショップに比べ、雰囲気が明るく、ふつ〜に、入りやすい印象を受けます。
みんなフレンドリーで、すぐに友達になれちゃう感じです。
地元のサーフショップとしては、MCサーフファクトリーというショップがあります。
MCサーフのオーナーは、日本に住んでいたことがあり、日本通の人です。サーフドクターとして、地元の人の信頼も厚いです。
そして、オーナーの奥さんは、日本人の方で、親切、丁寧なアドバイスをくれます。僕はセカンドボードとして、ここで、中古の板を購入しました。
また、Maddog(マッドドッグ)というローカルショップもあり、ここでは、僕は、板をオーダーしました。
シェイパーといろいろ相談してオーダーするのは楽しかったです。690ドルぐらいだったと思います。日本でオーダーするより相当安いです。
デザインもシンプルでカッコイイ。調子イイ板です。その他、タウン・アンド・カントリーのショップもあって、そこでも板をオーダー可能。
値段も更に安かった気がします。
マ ッ ド ド ッ グ の シ ェ イ パ ー
シ ェ イ パ ー が 削 っ て く れ た 新 し い 板
中古の板は、街のいろんなサーフショップで売っています。状態にもよりますが、200ドル〜400ドル位で買えると思います。
レンタルの板ももちろんありますよ〜。
海のお友達〜イルカクジラサメ
バイロンベイの海には、イルカさんがいます。ときには、10匹。20匹。30匹。イルカといっしょに、サーフィンできます。
波乗りしている同じ波の中を、イルカがスイスイ泳ぐのです。彼ら/彼女らも、絶対、波乗りを楽しんでます。
海に行けば必ず会えるというわけではありません。僕の感覚では、平均して週2日ぐらいの確率だと思います。
バイロンベイに滞在して、普通にサーフィン行ってれば、必ず見れるでしょう。そのうち慣れてきて「あ、いるかだ。ふーん」
としか思わなくなるぐらい、当たり前に会えます。
クジラさんも、運がよければ、2〜3ヶ月に1回ぐらい遠くの方に現れます。さすがに、クジラと一緒に波乗りしたことはないです。
ちょっと話がそれますが、オーストラリア人、とりわけ、バイロンベイに住む人は、日本人の捕鯨に超関心を持っていて、日本人がクジラを獲ることに、大反対しています。
理由は、クジラが「かわいそう」だからです。
個人的には、クジラの種の絶滅の危機がないのであれば、日本の文化としての捕鯨を、彼らに、とやかく言われる筋合いはないだろ〜と僕は思ってます。
クジラが「かわいそう」ならば、オーストラリア人が、バーベキューでバクバク食べる牛は「かわいそう」じゃないのか?って話です。
ともかく、オーストラリアに行くと「ヘイマイト!捕鯨についてどう思う?日本人って本当にクジラ食べるの?」と突然、聞かれることがあるので、
自分なりの答えを用意しとくと良いかも知れません。
さて、そして、お待ちかねのサメさんです。運が悪ければ、1〜2ヶ月に1回ぐらい会えます。
僕は、1回だけ見ました。1〜2メートルの小さい奴が、僕のすぐ側を、ゆったりと泳いでました。一瞬、固まりました。
「へびににらまれたカエル」ってやつです。その後、我にかえり、全速力でパドルして、海から上がりました。
サメに噛まれると、かなり痛いらしいので気をつけましょう。
ホンモノのサメは、映画「ジョーズ」のように、背ヒレを海面に出して泳いでいるわけではありません。海の中を静か〜に泳いでいます。
近づいていることに気づきにくいです。気をつけましょう。
レノックス・ヘッドで、「俺は〜何十匹ものサメ集団を見たんだ!」という人もいました。サメの噂を聞いたら、気をつけましょう。
でも、基本的には、バイロンベイは、大丈夫な場所です。過去、バイロンベイで襲われた人は、10年ぐらい前に、1人だけらしいです。
南オーストラリア、西オーストラリアは真剣にヤバイので、本気で、気をつけましょう。決して、1人で海に入ってはいけません。
ヨガパワー
バイロンベイは、オーストラリアで最も熱いヨガタウンかも知れません。
ローカルペーパーには、ヨガ教室の宣伝が、毎回数十件載っています。
僕も、ヨガセンターってところに、少しだけ通ってました。
初心者コース。1回5ドル。格安。
ヨガセンターっていうので、さぞかし立派な建物を想像してましたが、
実際は、ちょっと汚い体育館って感じでした。でも、そのほうがインドっぽい=ホンモノっぽいのかも知れませんケド。
先生は、いかにもヨガの先生っていう感じの、仙人っぽい白い髭を伸ばした、おじさんでした。
他に、インストラクターとして、若いお姉さんが2人いました。彼女たちは、ヨガの指導員になるべく、ここで修行しているとのことでした。
ヨガマットとロープと枕を貸してもらって、各々、壁際に座ります。
まず、手を合わせて、息を大きくすって「むーん」っという声と共に、息をながーく吐きます。
宗教っぽくて怪しい雰囲気デス。
その後は、先生のポーズに合わせて、みんなで同じポーズをとっていきます。
ポーズによっては、ロープを使って手足を伸ばしたりします。2人組で相手に支えてもらってつくるポーズもあります。
見た目より疲れるのがヨガです。ふ〜。
1レッスンは、1時間30分位。終わるころには、体がクタクタになってます。でもポカポカしてなんだかいい気持ち。
エンジン全壊で涙
9月に、日本に一次帰国している間 + シドニーへショートトリップしている間、バイロンベイの友達に車を使ってもらってました。
長い間エンジンをかけないと、車が悪くなってしまうと考えたのです。
その車で、空港に迎えに来てもらい、僕の運転で、空港からバイロンベイの町で移動することにしました。
そこまでは順調だったのですが。。。。
走り出して10分後、上り坂にさしかかりました。
4速で走っていたのですが、坂で、パワーがでてない気がしたので、3速にギアを変えたところ、エンジンが、突然、止まりました。
古い車なので、回転数が落ちた際に、走行中にエンジンが止まることは、以前から、実は頻繁におきていて、そのつど、キーをひねってエンジンをかければ、また無事復活するのがいつものパターンでした。
エ ン ジ ン が 壊 れ る 前 の 1 台 目 の 車
しかし、今回は、何度キーをひねってもエンジンがかかりません。
上り坂の頂上付近でエンジンが止まったので、その後、車は慣性で走り続けています。
道は、町と町をつなぐ高速道路のような道で、スピードは100キロ近くだったと思います。車線は、上り下りが1車線づつです。
時々けっこうなスピードで対向車が通り過ぎていきます。
バックミラーには、後続車が数台写っていて、車間距離が徐々に詰まっているのがわかります。
これはけっこう危険な状況なのではないだろうか?
と思った瞬間に、100メートル先の道路わきに、路肩を発見。
「今しかない!」
強引に、しかし、慎重に、ハンドルを切り、車を滑り込ませました。
その後、何度も試みるものの、エンジンは結局かからず、牽引サービスの車に連絡し、車の修理工場に、トラックで牽引してもらうことに。
修理工場のおじさんがいうには、エンジン(のモーター?)が、
Absolutely Broken(完璧に 壊れているよ〜)
ということで、車を失いました。
1200ドルで買った車。4ヶ月ぐらいの命でした。トホホ〜。日本車だったのにぃ〜
サヨナラバイロンベイ
速攻で、2台目の車を探しました。
そこで、偶然、ゴールド・コーストから車を売りに来ている日本人の人に会い、試乗し、翌日には、購入を決めました。
今度は、アメリカ車フォードのファルコンという車です。アメリカ車だけあって、室内広いです。エンジンも無駄に大きい。4.0リッターです。
乗りごごちは最高。ゆったり走る感じになります。オートマなので、運転も楽。ステーションワゴンなので、サーフボードや、その他荷物もたくさん詰めます。
そして、新しい車を手に入れたら、なんだか「移動」したい気分になりました。
新 し い 車 の フ ォ ー ド フ ァ ル コ ン ← で か い
その時の日記↓
旅に出ようと思います。
来週中には、新しい車を手に入れる予定なので、その車で、オーストラリア大陸を一周してみようと思います。
今はオーストラリアの東海岸の真ん中位にいるので、まずは、南下します。時計回りに一周するということです。
途中、各地のサーフポイントに立ち寄りながらの旅になります。
時々、キャンプ的な生活もしてみようと思います。
テント・寝袋・ガスコンロ等も用意しました。
アメリカ車の結構大きめなステーションワゴンなので車の中でも寝れます。
農場で働いたりもしてみたいと思います。
ワーキングホリデー前半(5月-9月)は、バイロンベイというサーフタウンに留まり、サーフィンに集中してました。
後半(10月-4月)は、旅をする中で、サーフィン以外の事も、興味が惹かれることがことがあれば、何でもやるつもりです。あまり細かい損得考えずに、やったほうが良いと直感で感じたことを、躊躇せずに、やってみようと思います。
サーフィン的にも、毎日とにかく午前も午後もサーフィンしかやってないという状態よりも、他のことをやりつつ、サーフィンもやるという状態のほうが、新鮮な気持ちで、サーフィンに取り組めるのではないかと期待しています。
どうなるかはわかりませんが。
思うがままに生活していこうと思います。
ということで、ニュー・サウス・ウエールズ州の旅(目的地:シドニー)がスタートしたのです。ドキドキ。
"Goodbye ByronBay!"